最近、土曜日にドラマの再放送で「プロポーズ大作戦」が放送されています。
たぶんフジテレビで長澤まさみちゃん主演のドラマがスタートしたからでしょう。
プロポーズ大作戦は、主人公の健(山下智久)が幼なじみの礼(長澤まさみ)に告白もできないまま、礼の結婚式に出席したところから始まります。
礼に想いを伝えられなかったことを後悔している健が、運命を変えようと過去に戻り、礼に想いを伝えるためにあれやこれや頑張るお話です。
現在7話までの再放送が終わっていますが、なかなか縮まらない二人がもどかしい。
かなり前に放送されていたドラマなので結末が全然思い出せず、新鮮な気持ちで視聴しています。
そんな「プロポーズ大作戦」ですが、5話での健の言葉がとても心に刺さりました。
大切な人がいる全ての人に、後悔しないために知ってほしい言葉でした。
もう二度と会えなくなるとは知らずに
5話では、礼のおじいちゃんが突然広島から会いに来て、礼と一緒に学校に行きたがったりプリクラを撮りたがったり。孫を溺愛するおじいちゃんが出てきます。
突然やって来たおじいちゃんに「ばあちゃんが心配するから早く帰りなさい」と言う礼。
おじいちゃんは礼に送ってもらう約束をしていながらも「ばあさんが寂しがるから」と言って礼を待たずに一人で帰りのバスへ向かってしまいます。
そうとは知らず後から来た礼は、おじいちゃんが一人で帰ったと健から言われても「そっか」と言うくらいで、渡しそびれたプリクラも「今度会ったときに渡そう」と気にもしていませんでしたが、冷蔵庫の中におじいちゃんが作った山のような卵焼きを見つけます。
料理は苦手なのに卵焼きだけは美味しいんだよといって、健にも食べさせる礼。
「小さい頃に私が『おいしい』って言ったからって、会いに行くたびに山のように卵焼きつくるの」
そう言って嬉しそうに笑う礼に、健は「今からプリクラ渡しに行こう」「まだ間に合う」と言います。
健は未来から来ているから、この先、礼とおじいちゃんが2度と会えなくなる事を知っています。
おじいちゃんはその年の暮れに亡くなってしまうのです。
もちろん礼はそんなことになるとは知らないから「今度でいい」「いつでも会える」と断ります。
しかし健は、後悔ばかりの自分と同じ思いを礼にさせたくないと思って「美味しいってちゃんと伝えないと」「ちゃんと出来るときにやらなきゃダメだ」「いつも近くにいると思って先延ばしにしちゃだめだ」「会いたいと思ったら何度も会いに行け」と言い、礼を強引に連れていきます。
ギリギリ帰りのバスに乗り込む前のおじいちゃんに会うことができた礼は「卵焼き美味しかったよ」と伝えることができたのです。
そこに居る人が突然居なくなること
自分の祖父はもう他界していて、もう2度と会うことが出来ません。
事情でなかなか会いに行くことが出来なくなり、仕事も休みが不規則だったり、そんな色んな理由を付けて会えない会えないと思っていたけど、今思うと、本当はもっと会いに行けたんじゃないだろうかと後悔ばかりが残っています。
でも居なくなってからでは遅い。
そんな当たり前なことが、数年前の自分にはまるでわかっていませんでした。
いつまでもそこに居るのが当たり前のような、間違った事を当たり前と感じていたのです。
最期まで介護も必要ないくらいピンピンしていた祖父が、一人で何でもできるくらい元気な人が、突然居なくなってしまうとは思ってもいませんでした。
なぜもっと会いに行かなかったんだろう。
会おうと思えば、いくらでも会えたはずだ。
そんな事を心のなかで思っている自分には、物凄く刺さるセリフが多すぎるほどに出てきました。
「言わないで伝わると思ったら大間違い」
この言葉も、5話の中に出てきました。
どうして当たり前のことなのに、それを忘れてしまうんだろう。
礼のおじいちゃんは大工さんで、自分の祖父も大工だったのでより重なってしまい、ドラマの途中で涙が抑えられませんでした。
命が永遠ではないことを忘れてはいけない
母方の祖父は自分が生まれるずっと前に亡くなっていたから、自分が唯一会うことができたおじいちゃんでした。
なので今はもう祖父と呼べる人は一人もおらず、祖母が一人だけ施設で暮らしています。
祖母は介護が必用で今は車椅子生活だから、祖父の時のように「ずっとそこに居る」なんてことを簡単には思えるわけではありません。
でも声が出せるようになって、一人で動けるようになって、普通の食事が食べれるようになって、元気が戻ってきた事で、どこか気が緩んでいる自分がいたかもしれません。
元気だからと言って永遠ではないのに、ついそれを忘れてしまう。
これからの時間、自分は何をしてあげることが出来て、何を伝えられるだろう。そんなことを考えさせられました。
祖母に限らず親だって、自分より先に年を取っていく。
何一つ永遠ではありません。
もっと「過ごす時間」を大事にしなければいけないという意識を、まさかこのドラマで思い出させられるとは思ってもいませんでした。
きっと再放送ではなく、実際に放送されていたころに同じ5話を観ても、自分の心にはそこまで響いていなかったんをだろうなと思います。
ただただ長澤まさみと山Pの恋愛という要素をメインとして楽しんで、終わったんだろう。
最後に
どんなきっかけにせよ、改めて気付かされたことを忘れちゃ行けないなと思いました。
会えるうちに沢山会う。
伝えたい言葉は伝える。
理由を付けて後回しにしない。
後悔しないためにも、この気持ちは忘れてはいけないですね。
momo